10月に入り意識するもの、それは・・・
Halloween(((▼w▼)))
今年もこの季節がやってきました！
もちろん園芸界にもHalloweenにピッタリの植物があるのですよ。
それが今回紹介する、ソラナムパンプキンです。
寄せ植えや単独の鉢花、切り花の花材としても重宝します。
見た目が小さなかぼちゃのようで、ひと目見たら必ず飾りたくなると思いますよ(*’▽’)
それでは、特徴と育て方についてご紹介いたします。
1・ソラナムパンプキンの特徴
2・苗選び
3・植え付け及び管理方法
→植え付け、土の種類
→耐寒性・耐暑性（冬越しについて）
→注意点（トゲについて）
→日当たり
4・寄せ植えの参考例
1・ソラナムパンプキンの特徴
科名 ：ナス科の非耐寒性常緑低木
学名：Solanum integrifolium
別名：ハナナス
観賞期間（結実期）：8月～10月
草丈：～100cm（切り詰めればコンパクトに保てます）
2・苗選び
9月に入ると、園芸店や駅前の花屋さん等で購入ができます。
苗は実がメインでコンパクトに仕立てたもの
葉が茂り、花が咲いている大株のもの等様々あります。
駅前の花屋さんや雑貨屋さんに並ぶものはコンパクトに仕立てたものが多いです。
単純に雰囲気を味わいたければ、コンパクトなものがおすすめです。
本品は、葉・茎・実のいずれもとげがあり、
小さなお子さんがいる方、気軽に飾りたい方は葉が茂らずコンパクトなものがよいでしょう。
3・植え付け及び管理方法
■植え付け、土の種類
本品は耐寒性が低く、基本的には一年草として扱います。
地植え、鉢植えともに管理可能ですが、鉢植えの方が長く鑑賞ができるでしょう。
土は草花・野菜の培養土で問題ありません。
■耐寒性・耐暑性（冬越しについて）
耐暑性は高いですが、耐寒性は低いです。
鉢管理で日当たりのいい軒下であれば、霜が降りる時期までは楽します。
本来は常緑低木であり、一年草ではありません。
冬越しを希望の場合は、室内への取り込みが必要です。
しかし、本品はナス科の植物であり、連作をすると連作障害がでます。
他のナス科植物のように、「青枯れ病」「半身萎凋病」がでるため
冬越しはせずに一年草と割り切りましょう。
収穫した実の中に種があり、翌年は種をまき育苗することで毎年楽しめます。
発芽適温は20℃の為、播種は2~4月となります。
夜間温度が15℃を超えるころに種をまきましょう。
■注意点（トゲについて）
本品は、茎・葉・実いずれもとげがあります。
トゲは細かいものから、大きく鋭いものまであるため注意が必要です。
特に葉のトゲは、葉裏に大きなものがあるため注意してください。
茎にもトゲがあります。
実に関しては、ヘタの部分にトゲがあることがあります。
植え付け時は、ガーデン手袋を付けると安心です。
今は可愛いデザインのものも多いので、ご自身のお気に入りの一枚があると植え付け時間がより充実しますよ(*’▽’)
■日当たり
8月～10月は結実期のため、よく日光に当てましょう。
日光不足になると、結実不良で実が付きにくい・実が大きくならない場合があります。
また、実は日光に当たることで緑からオレンジ色へ着色します。
より綺麗な発色の為にも、日当たりの良いところに置くといいでしょう。
生育旺盛の為、余分な葉は取り除くことで実へ日光を当てます。
本葉６～８枚程を残し摘心することで、コンパクトへ仕立てることが可能です。
4・寄せ植えの参考例
最後に我が家でのハロウィン仕立ての寄せ植えを紹介しますね！
色はあまり多く入れると散らかってしまうので、
やはりメインはオレンジにしました。
今回使用するのは、この3つ(; ･`д･´)
コーナンで合計1500円くらいでした。
季節の寄せ植えなら許容範囲の値段ですよね！
ということで、出来上がりはこちら(*^_^*)
なかなかいい感じにできていませんか？
たった3種の寄せ植えでも、ソラナムパンプキンがあることでボリュームがでるんですよね。
これは一例になりますが、皆さんも素敵なガーデンライフをお楽しみ下さい。
本日はご拝読ありがとうございました。
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