育て方

パープルファウンテングラスの育て方、お庭での寄せ植え方法。秋庭には欠かせない銅葉グラス。

オータムガーデンにはかかせないブロンズリーフ。
赤い稲穂と綺麗な銅葉が美しい、パープルファウンテングラスの育て方
お庭での植栽事例についてご紹介いたします

1・ペニセタム パープルファウンテングラスの特徴
科名 属名:イネ科ぺニセタム属の非耐寒性多年草
学名:Pennisetum setaceum ‘Rubrum’
別名: 赤穂チカラシバ
観賞期間:8月~12月
草丈:80cm(刈り込むことでコンパクトに仕立てることも可能)

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2・植え付け(土質や肥料)
生育旺盛なグラスであり、とても剛健です。
土質は基本的に選ばす、一般的な草花培養土でよく育ちます。
しかし、多湿は嫌うため水はけの悪い場所への地植えは避けましょう。
また、水はけに不安がある場合は高植にすることで生育がよくなります。

肥料は基本的には不要です。
苗は春から秋に流通しますが、秋植えの場合は基本的には不要でしょう。
春植えの場合は、鉢の場合のみ緩効性肥料を少量与えても問題ありません。
水やりは地植えであれば不要です。
鉢の場合は、乾燥した際に都度水やりを行ってください。

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3・耐寒性・耐暑性
■耐寒性
耐寒性は約5℃であり、寒さに非常に弱いです。
自生地が中東アジアのため、地植えでは暖地を除き冬越しはできません。

■耐暑性
暑さには非常に強く、夏の直射日光にも負けません。
夏の葉は緑が多く、葉先がブロンズ色になります。
夏でも生育旺盛であり、日光を好みます。
日が当たる場所の方が、秋の発色もよくなるため日当たりの良いところで育てましょう。

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4・病害虫
目立った病害虫はありません。
その為、薬剤散布は不要です。
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5・冬越し
耐寒性が低いため、基本的に地植えでの冬越しはできません。
秋に見事な銅葉の苗が出回ることが多いため、基本的には一年草として付き合います。
長く楽しみたい方は、春先に苗を購入するとよいでしょう。

苗の値段が少し高価なため、冬越しをする際は鉢に植え替えます。
冬は水やりの頻度は減らし、基本的には室内で管理を行います。
うっかり水やり後に外で放置してしまうと、枯らしてしまうリスクが高くなるため注意しましょう。
冬越し前は、地際数cmの部分で刈込、枯れこんだ葉は取り除きます。
春には新緑が茂り、草丈も自然と整います。
地植えで高さを抑えたい場合は、5,6月頃に一度刈り込むとよいでしょう。

パープルファウンテングラス~地植えで冬越し編~こんにちは!青猫です(=゚ω゚)ノ 下記記事で育て方を紹介したパープルファウンテングラス。 https://aonekogard...

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6・実例~我が家での植え付け後~
ガーデニングを始め2回目の秋、グラスがお庭に欲しく探していると。。。
パープルファウンテンを見つけてしまいました(; ・`д・´)
草丈低いものは数百円なのだけど、60cmくらいの鉢植えが約1700円
調べてみると耐寒性も低く、地植えでは冬越しが難しそう・・・

と、購入に少し悩みましたが見てください。
このブロンズリーフと赤い稲穂(;’∀’)
気づいたらレジに並んでいる自分がいました。

2カ月弱で枯れこむことを考えると、少しもったいない気もしますが
この美しさは一年草と割り切ってもいいと思えるくらい素晴らしいですよ。
あっ、でももちろん冬越しもチャレンジはしますけどね!
忘れなければ(´-ω-`)。。。

私は夏の間は庭仕事は殆どお休みするため、
夏の我が家はカラーリーフが多めです。
そこにパープルファウンテンを導入するとこのようになります。
どうでしょうか?なかなかいい感じでしょ(*´з`)

高さもあるし、立体感を出すのにも重宝するんですよね。
新芽は緑で、日に当て寒さに当たると赤く染まります。
新芽はこんな感じですね。

緑が混じるのも、これはこれで可愛いですよね!

実は、もともとはススキが欲しくて園芸店に出向いたのですが、
あまりにもパープルファウンテンが美しくて連れ帰りました。

後日パンパスグラスかススキを購入したく
ホームセンターをはしごしていたところ・・・
お目当てのタカノハススキを発見(; ・`д・´)!!!

ススキも組み合わせると、さらに綺麗なオータムガーデンになりますよ。

いかがでしたでしょうか。
グラス類は少し地味で、導入に躊躇する方
どう植えつけるか困る方も多いと思います。
我が家での一例ではありますが、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

本日はご拝読ありがとうございました。

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