シェードガーデンで可憐な花を育てたい。
そんな方も多いと思います。
特に春を感じられるような、可愛いお花は中々ないですよね・・・
そんな方にお勧めしたいのがこれ (*’▽’)
育て方や特徴、お庭での実例をご紹介します。
1・ミヤコワスレの特徴
2・植え付け及び管理方法
→日照条件
→使用する土の種類
→植え付け
→かかりやすい病気・置き場所
→花後処理
3・耐寒性・耐暑性~夏越し冬越し~
4・増やし方
5・自宅での植え付け例
1・ミヤコワスレの特徴
科名 属名:キク科シオン属 多年(宿根)草
観賞期間:4月~6月
草丈:20~30cm
花色:紫、白、ピンク
日照条件:半日陰
日本に自生するミヤマヨメナの園芸品種。
自生種からの派生だけあり、とても剛健で育てやすいです。
特に新芽がライムグリーンでとても美しく、多年草の為1年を通じて鑑賞ができます。
※私の庭は12月~2月は0℃程度の日も多いですが、落葉せずに1年通して鑑賞ができます。
2・植え付け及び管理方法
■日照条件
明るい日陰を好み、夏の直射日光は苦手です。
鉢植え、地植えどちらも可能ですが、おすすめは木の株元への植栽です。
我が家では夏の直射日光は4~5時間程度ありますが、問題なく育ちます。
日当たりがいい庭であっても、この程度であれば夏越は可能です。
■使用する土の種類
排水性・保湿性を重視するといいです。
赤玉土・腐葉土・鹿沼土=4・4・2がおすすめです。
■植え付け
3~4月上旬、9月下旬~10月が植え付け適期です。
元は山野草の為、肥料はあまり必要としません。
植え付け時に草花用の元肥を、記載の用量に準じて施肥してください。
■病害虫
5月に花が上がると、ナメクジの食害が増えます。
葉や花が柔らかいため、格好の餌食です。
■花後処理
花柄は適宜つみ、梅雨前に花は全て除去して下さい。
私が管理面で一番打撃を受けたのは、
雨により花柄が落ち、葉に付着し乾燥することでした。
切れ目の入った細い葉はとても可愛く
一年を通して観賞価値があります。
葉が茶色く変色すると、翌春まで引きずるので注意してください。
また、この際に茎を短く切り戻すと可愛いグランドカバーのように管理ができます。
3・耐寒性・耐暑性~夏越し冬越し~
寒さには強いですが、夏の日差しは苦手です。
特に夏は、明るい日陰で管理をしましょう。
冬は東京であれば問題ありませんでした。
たまに積雪する程度では、全く影響なく落葉もしませんでした。
4・増やし方
株分けまたは挿し木で増やします。
株分け、挿し木ともに花後(6月)が適します。
挿し木は切り取った茎を30分程水に浸し、植物成長調整剤(ルートン)を切り口に付け行います。
この際の用土は鹿沼土で行うといいでしょう。
5・自宅での植え付け例
我が家は築34年の中古住宅です。
ミヤコワスレは前の家主さんがだいぶ前に植えたらしく、
春になるまで何の花かわかりませんでした(+o+)
(今年の夏で済み始めて2年になります。)
去年は4月後半に開花しましたので、写真を載せますね。
花と葉がとても薄くて、軽くて可憐な印象があるのですよね。
洋風ガーデンにも使いやすいと思います(^^)
葉が切れ長で、ギザギザしているのも特徴です。
花後もリーフとしてお庭で重宝しますよ!
特に春の新緑は、ライムグリーンでとても可愛いんですよね。
切り戻すときもこれ位短くすると、可愛いグランドカバーになりますよ。
去年の我が家ではこんな感じで咲きました。
今年はもっといい感じ(*’▽’)
写真2枚行きますよ!
管理もしやすく、花も葉もとても可愛いです。
皆さんも是非育ててみてくださいね。
ご拝読ありがとうございました。