夏秋に重宝するカラーリーフ
赤葉センニチコウは寄せ植えにはかかせない存在ですよね。
手間もかからず、寄せ植えへの立体感を演出でき
さらに秋には白く可愛いお花も楽しめます。
本日は、赤葉センニチコウの育て方とお庭での活用事例をご紹介いたします。
1・赤葉センニチコウの特徴
2・良い苗選び
3・植え付け及び管理方法
→鉢植え・地植え
→土の種類と肥料
→耐寒性・耐暑性
→日当たり
4・お庭での活用事例
1・赤葉センニチコウの特徴
科名 属名:ヒユ科アルテルナンテラ属の非耐寒性多年草
学名:Alternanthera dentata
別名:赤葉センニチコウ (レッドフラッシュ)
観賞期間:8月~12月
草丈:30~50cm
2・良い苗選び
ポットを外し、苗によく根が回っているものが良い苗です。
徒長が少なく、株がしっかりしたものが扱いやすいです。
ただし、徒長した苗でも剪定でコントロールは可能です。
3・植え付け及び管理方法
■鉢植え・地植え
寒さに弱いため、冬越しを検討の際は鉢植えで管理が望ましいです。
1年草として割り切るのなら、鉢植え・地植えどちらでも管理可能です。
赤葉センニチコウ自体は非常に強く育てやすいため、
基本的には鉢または地植えどちらでも生育がよいです。
水はけのよい場所を好むため、地植えの際は注意してください。
■土の種類と肥料
一般的な草花培養土で植え付けしてください。
ただし、施肥は緩効性肥料を月に1回やれば十分です。
本品は肥料を多量に与えてしまうと、発色が悪くなりカラーリーフとしての観賞価値が落ちてしまいます。
緑と赤のコントラストを楽しみたければ、肥料過多でも問題ありません。
極力銅葉を保ちたければ、窒素肥料が少ない方が発色がよいです。
窒素は葉・茎の成長を促し、葉色を濃くする「葉肥」と言われ葉緑素を作るために必要です。
こういった背景からも、窒素肥料過多は発色を阻害します。
■耐寒性・耐暑性
西インド諸島からブラジルにかけて分布するため、耐暑性は非常に高いです。
暖かい地域では、常緑性多年草として生育します。
一方寒さには弱く、耐寒性は2℃程度です。
霜に当たると枯れてしまうことから、日本では冬越し可能な地域が限られます。
冬越しを希望の際は、鉢を屋内へ移動することで冬越しが可能です。
■日当たり
日光を好み、日当たりが良い場所が適します。
本品は短日植物であり、秋に日が短くなることで花が開花します。
終日明るい環境や室内での管理は、花が咲かないので注意しましょう。
屋外であれば、白いポンポン咲の花が咲きます。
4・お庭での活用事例
最後に我が家での実例をお見せしますね。
9月も後半になり、グラス類を探している最中見つけました。
正直千日紅は今まで購入したことがなかったのですが、
本品は赤い葉がとても綺麗で購入してしまいましたね(*^^*)
また、この白いポンポンが可愛いんだな(*´з`)
あっ、ラベルが気になる方もいると思うので一応載せておきますね!
今回は鉢植えではなく、地植えでお庭への導入です。
この乾いた感じの花が、グラス類と相性バッチリなのです(; ・`д・´)
あとは、お花に高さがあるのがポイントですね。
我が家だとこのようになりました。
どうですか(*^-^*)?
綺麗な銅葉と可愛い花がグラスと合うでしょ???
最後に寄せ植えの場合の使い方なのですが、
ちょっと似た植物で実例出しますね。
今回は寄せ植えしていないので、形の似たイングリッシュラベンダーで代用させてください。
背の低いオステオスペルマムを他の秋花へ
奥の白いホワイトソルトブッシュを少し背丈のあるグラスへ変えると可愛い寄せ植えができると思います。
パンパスグラスなんかだと、20~30cmの可愛いのがたまに売ってますね。
赤葉センニチコウはホームセンターで300円ほどで売っていることが多く、
お財布にも花壇にも優しい植物ですね。
花はドライフラワーにして楽しむこともできますので、ぜひお家へ一鉢むかえてみてください(*^▽^*)
本日はご拝読ありがとうございました。